リヨンのマルシェ
リヨンのマルシェは大きいものだと週末のcroix rousseやソーヌ川辺の市が有名なんじゃないかな?と思う。食べ物の市のほかにも、古本市や骨董市などもあるそうだ。
さて、今回は食べ物の市について。
私は前までソーヌ川のマルシェによく行っていた。大体朝早くから13時近くまで空いていて、野菜、肉、チーズなどの食材の市のほか、レバノン料理、カエル料理、鳥の丸焼きなどの多国籍な料理も購入することができる。生ガキがその場で食べれるので、旅行客も多い。
大きな市は物がそろいやすいのでとっても便利だけれども、生産者のものを買いたい場合は見つけるのが面倒である。フランス人の中には生産国を気にする人もいて、スペイン産を避けるために生産者の商品しか買わない人もいるそうだ。これは日本人が中国産は避けるのと同じで、農薬量が多いかららしい(調べていないから本当のところはわからないけれども)。
今回ひょんなことから生産者が多いマルシェに行くことになった。
お隣の子から近くに小さいけれども市が開かれていると教えてもらったので、行ってみることにした。ソーヌ川のマルシェよりも少し安い。
Perracheの夜のマルシェも生産者が多いらしく、友達がおすすめしてくれてた記憶がある。
小さなマルシェは問題点が一つあって、大きいマルシェに比べて商品が少ないためにほしいものが手に入れれないことがある。例えば果物とか。これは大型スーパー(大きなマルシェ)と小売店(小さなマルシェ)の違いと同じだろうと思う。これはうまく使い分ければ問題ない。
小さなマルシェの見つけ方は、標識の下に「何曜日の何時から何時までマルシェのために通行止め」と書いてあるのでそれを参考にすればいいようだ。それか、リヨンのマルシェリスト(リンク先参照)かgoogleで lyon marcheで検索すると、開店している日と時間が出てくるのでそれを参考にするといい。
Les marchés lyonnais - Site Officiel de la Ville de Lyon
お米に虫が・・・・
今日お米を炊こうとして分量を量っていると、虫がいました。
日本にいたときは虫に出くわしたことはなく、とってもショックを受けてしまいました。
「米・虫が湧いた」というキーワードでググると、まさにお米の中にいた虫が出てきて、やっぱりグロい・・・。
原因は、日が当たって少し暖かいところに置いていたせいのようでした。
日本にいたときは、コメを容器に移して冷蔵庫の中で保管をしていました。だから虫がわかなかったのね。
虫が湧いても食べれるそうだけれども(虫が湧く→農薬がきつくない証拠らしい)、なんかいやだな。
でもお米を育てるには多大な労力がかかってるし・・・(88の苦労だったかしら・・・?)捨てるのは罪悪感があります。
さてどうするか。。。明日考えようと思います。
ちなみに日ごろ使ってるお米は「日の出(Shinode)」です。のだめカンタービレでも紹介されていたイタリア産のジャポニカ米。味は日本のお米よりは数段に落ちますが、食べれないわけではないです。1kgで2ユーロちょっと、10kgで17ユーロで購入できます。(価格は参考までに。販売店によって異なります。)
炊き方は、お米を水が透き通るまで洗ったあと、お米の1.2倍量の水に1時間くらい浸水させます。酢を少し入れた後(ぬか臭さを取るためのようです)、ふたをして強火でぶくぶくに沸騰するまで熱します。ぶくぶくしたら、弱火にして15分間煮ます。その後、火を止めて10分ほどそのまま置きます(ここまでは絶対に蓋を開けないこと)。ふたを開けてしゃもじで混ぜて、さらにふたをして5分ほど置くとお米が炊き上がります。この方法だと少しおこげができます。
いろんな先人の方法を参考にしてみました。浸水時間は人によっていろいろのようです。
海外生活は、いろんなことがあるけれども、日々どうしたら快適になるかを考えながら生活を送っているので、ボケる心配はないかも!と思っています。
運転免許証の切り替え(リヨン編)
2017年現在の申請方法になります。記憶をたどりながらの記載なのでもしかしたら抜けている点があるかもしれません。
婚姻ビザなどでフランスに入国して1年以内だったら、日本の運転免許証をフランスように変更することができます。1年過ぎるとこちらの自動車免許を取らないといけないようです。
なお、このページに必要な書類などが書かれています
今回用意した書類は
・運転免許証原本
・運転免許証のカラーコピー(表裏)
・パスポートのIDのページのコピー
・ビザのコピー
・滞在許可証
・法定翻訳家の運転免許証の翻訳(ローヌ県は領事館の翻訳は受け付けてくれません。16ユーロくらいで翻訳していただけました。1週間以内)
・過去3か月以内の無事故証明(免許証の翻訳中に「事故は起こしてない」と書かれているのですが、それは受け付けてくれませんでした。日本領事館に事情を話すと3営業日後に発行していただけました)
・申し込み書類3種類(写真3枚添付)
・住所証明(EDFの明細書やアパートの契約書など)のコピー
・写真2枚
以上を用意しました。
その後、この手続きを県庁で行うには予約が必要なので以下のサイトから予約を入れました。
月曜日から金曜日の8:30~10:30および10:30~12:00の二部制で予約ができるようです。
予約が終わったら、予約票を印刷します。
手続き当日は、8:30前につくと列に並ぶことになります(早めに並ばないと待ち時間が増えます)。予約なしと予約ありの列2列あるので、どちらの列に並ぶか確認してください。
時間が来るとゲートが開くので、予約票を警察官に見せて、ボディー・荷物チェック。
受付の人にパスポートと予約票を提示後、要件と伝えて整理券を受け取ります(注 整理券の頭文字は運転免許証関係は Pから始まります。Eは滞在許可証関係のようです。よく確認することをお勧めします。)
フランス式1階が運転免許証の部署になるので、自分の番号が掲示板に掲示されるまで待ちます。
自分の番号が来たら、その窓口に行き、係員に運転免許証の切り替えを伝え、必要書類を渡します。一緒にチェックした後、仮の運転免許証を交付してもらえます。有効期間は4か月。その間にフランスの運転免許証が郵送で届くようです。確認作業は15分くらいで終わりました。もし書類が不足していたら、予約を取り直して再申請となります。
以上が運転免許証の切り替えの流れになります。ご参考までに。
フランスの仕事探しのメモ
こちらの就職探しでよく使うらしいサイトは、indeedとmonsterだそうだ。indeedは日本版もあるし、日本にいたときによく利用していた。モンスターは、リクナビみたいな感じだろうか・・・
昨日の移民教育教えてもらったのはpole emploi(ハローワーク)だった。
あとは、自分で履歴書(CV)と志望動機(motivation letter)を送るようにと言われた。
気になる業種のサイトを見ていると、Candidature sponntaneeというカテゴリーがあった。今はそこからそれを送ることができるようだ。
自分の名前、連絡先、つきたい業種と上記2点のファイルを送るようにと指定されていた。
日本の場合、ポストがあったら企業のサイトでそれのみの募集がかかるけれども、こちらは自分から手を上げることが普通なんだな。。
そのほかは、人材紹介会社の登録。
Manpower、Randstad、Addecoの3社をよく見かける。ひとまずこの3社に登録してみようかと思っている。
今現在、CVを語学学校の先生と私の分野を知っている知り合いに添削をお願いしている。モチベーションレターはまだかけてないので、気になる会社の研究をしてから練り上げようと思う。
うーん、、、、企業研究とか久しぶり。
移民の教育
先週と今日、2回に分けて移民に向けた教育を受けに行ってきた。
2回とも朝の9時から16時まで。昼休み1時間と午前と午前に10~15分ほどの休憩があった。お昼はレストランで簡単な食事が出る(無料)。
休憩中は机の上にお茶やコーヒーが用意されていた。
説明はフランス語だけれども、ある人種が多いときは場合によって通訳が入る。今回は二回ともアラビア語の通訳が入っていた。もちろん日本人はマイノリティなので日本語の通訳はつかない。演者はゆっくり話してくれるけれども、日ごろ聞きなれない言葉が多いので電子辞書片手に話を聞いていた。演者が英語を話せない場合は英語による説明はない様だ。全く話せない人もいて、配偶者が付き添いで来て通訳している場合もあった。
レジュメなどは配られないので、配布される白い紙に大事と思ったことをメモを取るしかない。
説明は、ホワイトボードに書かれるか、パワーポイントのスライドに沿って説明が多い。しかしながら、いつでも質問を受け付けているので説明が脱線することが多かった。
最後にテストがある。計10問くらいの三択問題。
解答した後にみんなで答え合わせをして、それを提出。
また、この会についてのアンケートが配られるのでそれに回答。これも 満足、普通、不満のどれかにしるしをつけるだけなので、難しくはない。
その後、パスポートの滞在許可証を見せて、演者がここにサインしてと言われるのでサインして、受講証をもらう。
これは、コピーを県庁に送らないと次回の滞在許可証更新の時がスムーズにいかないといわれたので、来週にでも2回分まとめて送ろうと思う。オリジナルは大事にとっておくようにとのこと。
さて、教育の内容は・・・・
1回目はフランスに関しての基本の説明
フランスの地理(海外県)、歴史、政治、女性の権利、国籍変更する場合、離婚したときの子供の扱いなどについて
2回目はフランスで暮らすための基礎知識
就職の仕方、各証明書の発行方法(たとえば日本でとった資格や学歴がこちらで認められるかどうか)、役所、県庁はどんなことができるか、健康保険について、子供の教育、居住について、銀行口座などの開設、緊急時の連絡先、免許証の変更方法などについて。
就職については、各人に演者が何の職業に就きたいかと質問が飛ぶ。これは本当に全員。それぞれに、ここに証明書発行をお願いして、こういうところに出願できるなどなどアドバイスをくれた。私の場合、途中の専門用語がわからず、わかりませんというとちゃんと専門用語位はわかるようにしときなさいと言われた・・・(汗
ま、フランス語での専門用語を知らないことを知ったことが今回はよかったと思うことにしようと思う。みんなの前だったから恥ずかしさがあったけれど。他の人(アラビア以外)は、フランス語の親類の言語だから仕方ないや・・・・と思うことにした。
失業率フランスは多いですと言われるけれども、いつも思うことがある。
そもそも手厚い失業手当が問題な気がする。
こっちは、条件にもよるけれども最長2年もらえるようだ。最低賃金と同じくらいもらい続けれるのなら、そりゃ働かない方がいいよね~って思ったり思わなかったり・・・・。
日本にいたときは、辞めた後3か月後に失業手当の支給が始まって3か月間はもらえた。そんなに待ってたら生活がきつくなるからすぐに探してたな・・・・。
日本が厳しいのか、フランスが緩すぎるのか、わからないや。
きっと長く住むと見えてくることがあるんだろうな。
移民局での手続き
先日、無事に在留許可証をもらったのでその流れを書こうと思う。
今は移民が多く、召喚日前までに胸部レントゲンを撮っておくようにという指示があったので、移民局の指定する医療機関に予約を入れて撮影に行った。(2017年現在)
日本だと無地のTシャツだったら着用はよかったりするけれども、こちらは上半身裸でとるようだ。(スポーツブラ(ワイヤーなし)っぽいのはOKなようだ)なのでちょっと恥ずかしい・・・。撮影者は同性だけれども、恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
撮影方法は日本と一緒なので、「大きく息を吸って(肺を大きくして(直訳))」と指示されたら息を吸って静止すればいい。
その後10分くらいでレントゲン写真をもらえる。お金を払う必要はない。
その後、移民局へ行った。
持ち物は
- パスポート
- 夫の支払っている固定電話の領収証
- レントゲン写真
- 250ユーロの切手(タバで購入できる)
- 召喚状
(一応持って行ったもの)
- 私の戸籍謄本の原本と翻訳*(大使館のHPには必要と書いてあったから)
- ペン
*戸籍謄本の訳は結構いろいろと役に立つ。移民局の在留許可証の手続きには結局はいらないんだけれども、自分の詳細な証明を求められたときはこれのコピーを出せば大丈夫な場合が多い。
日本の各アンスティチュフランセ等で3000円前後で2週間で法定翻訳してくれる。依頼する際は、戸籍謄本のコピーに年号は西暦に、人の名前はローマ字で書き込まなければならない。
その後の流れは
- 滞在許可証をもらったのちのセミナー2つについてなど
- フランス語のペーパー試験(A1レベルを20分)
- メディカルチェック
- 面談(各種説明)
- 受付での証明書、250ユーロ切手の提出
- 在留許可証のパスポートへの添付
早くて2時間半、遅くて3時間半かかるようである。
次に以上の詳細を書くと・・・
入口で召喚状とパスポートの確認を受け、受付へ向かう。
受付でも名前と召喚状とパスポートの確認をされる。
その後、会議室のようなところに通される。(フランス語を全然わからない人もいるのでその配偶者達も中に入ってた。)
今後行われるセミナー、語学学校、運転免許証や資格の有効化に関する説明がさらっとされた。このことはのちの面談で説明してくれるので、よくわからなくても別に気にする必要はない。
次に20分間のA1レベルのフランス語の試験をされる(ペーパー試験)。口頭試験も行われるって言ってたけれども、点数が良ければ省略されるようである・・・・(汗
テストの内容は、文章を読んでの正誤問題、文章を読んで空欄への書き込み、最後に友達への簡単なメール(20語くらい)を書く問題。終わったら、試験官に解答を渡して20分経つのを席で待った。これは語学学校に通うかどうか判断するための試験なので、合否はない。
その後、メディカルチェックが別室で行われた。名前を呼ばれたら、まずお医者さん1(もしかしたら看護師さんかもしれない)とお話し。最初にフランス語か英語は話せるかと聞かれた。
レントゲン写真を渡した後、身長、体重、視力検査(片目ずつ。指示されたアルファベットを答える)が行われた。その後、妊娠、糖尿病(なぜか日本語でトウニョウビョウといわれる)の有無を質問された。もし健康面で気になることがあればここで質問すれば答えてくれる。
次にお医者さん2から呼ばれた。この人は脈や血圧を見たのち、既往症について聞かれた。(私はなぜか血圧がものすごく高かったため、他の医者への紹介状を書いてくれた。その後病院に行くと結局、異常はないことが分かった。おそらく、面談の緊張と直前のコーヒーのせいで一時的に高くなったものと思われる・・・)
このメディカルチェックが終わると今度は移民局の職員と面談。
2組の職員と面談だったけれども(説明する人と各セミナーと学校の予約を取る人)、合わせて書く。
まず名前、国籍、誕生日、現住所、電話番号、結婚して何年か、日本での仕事を聞かれた。
以下Q&A
Q 保険制度には入っているか?
A まだ入ってない
→加入方法について詳しく教えてくれた。
これは帰宅後、夫にお願いして役所へ必要書類を郵送した。
Q 運転免許証はもっているか?
A 持っている。
→こちらでの免許証の変更法についての説明。本日から1年以内に県庁で変更手続き
ができる(無料)。予約は県庁のHP上で行うように。
Q 何か資格は持っているか?
A 一応学位があるけど・・・・・(汗。
→取得している資格がフランスで有効かどうか確認しその証明を発行してくれる機
関がある(有料)
Q 仕事は探す?
A 探す。
→職安の利用方法について説明を受ける。
Q 語学学校行っても行かなくてもいいけどどうする?無料だから行けばいいと思う
よ。
A 行きたい(友達作りたいから・・・・汗)
→一番家から近い語学学校を指定される。50時間、100時間、200時間とレ
ベルごとに行く期間が決まっているようだ。もし時間を延ばしたい場合は、ココ
の機関に連絡するようにと名刺のようなものをもらう。これは義務なので、欠席
は許されない。(私は50時間。2週間フルで授業を受け続けるコース)
Q 2回の市民セミナーは参加できるよね?(これも義務なので欠席不可)
この日はどう?
A OK!(難しい日があったら調整はできる。どうやらランチが出るようだ)
以上の内容を30分位お話をする。
運転免許、その他免許の有効化、職安の利用方法は説明が書かれたプリントをくれた。大事なところは蛍光ペンで線を引いてくれた。
語学学校と市民セミナーについても、予約日時が書いてある予約票をもらえた。(地図付き)こちらも大事なところを蛍光ペンでチェックをしてくれた。
以上のやり取り等は全てフランス語だけれども、わからなかったら何度でも説明してもらえた。みんなやさしいのでそこまでビビる必要はないと思う。英語ができる職員さんもいる(はず)ので、手続き自体はそこまできつくはないと思う。
この後は、自分のテスト結果を見て、受付で必要書類を渡し無事に滞在許可証をもらえた。(夫の固定電話の領収書だけだと私と夫の関係性がわからないと言われた。持って行ってた戸籍謄本の訳と原本が役に立った。夫のパスポートのコピーか リブレットファミーユをもっていくといいかもしれない)。ちなみに受付の方、日本語を少し話せるようで、ちょこちょこ日本語で「パスポートお願いします」など声をかけてくれた。聞けば、学生時代に勉強したとのこと。
こちらは第2外国語は中学生か高校生から履修するようで、そのなかに日本語を選べるところもあるそうだ。国によって教育制度は違うんだなーってびっくりした。
次の更新はビザが切れる2か月前までに県庁のHPで更新手続きの予約を入れるようにと言われた。
ものすごく悪評高いフランスの役所だけれども、移民局は結構親身になって聞いてくれるのでビビる必要はないと思う。
張り紙を見ていたら、学生ビザは今年から移民局でのメディカルチェックは免除の様だった。いろいろ改正されるんだなー。
ひとまず在留許可をもらったのでほっとした。さーて、学位の有効のチェックをしないとな~そして仕事探し。
移民局からの手紙
いろんな人が移民手続きのことについて書かれているので(かなりありがたい!)、参考までにここでもフランスでの移民局からの召喚状が届くまでの時間を書いておこうと思う。(2017年3月現在)
私が移民局に必要書類を提出してから本日で3か月になる。
本日、ビザの有効化の手続きのお手紙(召喚状)が届いた。
他の人のブログを見てると、大体2か月以内には届いているようだった。
心配になっていつ届くのかと聞きに行くと、3か月以内には届くとのこと。
原因は、移民の多さだという。ほかの地方に住む友達に聞いても、移民が多くて手続きがスムーズにいかないらしい。
今回、手続き時間の節約のためか、面接日前までに肺のレントゲン写真を撮っておくようにというお手紙も入ってた。
明日指定の病院に予約をしよう。